ヨガは呼吸を大事にします。
そこで呼吸がもたらす作用や効果はどういうものなのか?
改めて見ていきましょう!
【呼吸とは】
息を吸う事で「酸素」を体内に入れて、
息を吐くことで不要になった体内の二酸化炭素を体外へ排出する
という身体活動。
(消化器系や循環器系などの器官とは違って、唯一意識してコントロール出来る身体活動です)
【呼吸がもたらす体への作用】
体内に取り入れた酸素は血液によって全身の細胞の隅々まで行き渡り、エネルギーを生み出します。
生き生きとした細胞の働きを維持させてくれます。
逆に酸素が不足すると細胞の働きが悪くなり、さまざまな臓器の不調を招いてしまうことになるのです。
呼吸を深める ことは 細胞を生き生きさせる という事に繋がるんですね!
それにより疲労回復や免疫力アップも期待できます。
そして自律神経を整えるという効果もあります。
本来、自律神経はコントロール出来ないものです。
(自律神経・・・汗をかく、血液が巡る、消化、心臓が動くなど自分の意志では動かせないもの)
呼吸は吸う息で交感神経が優位になり
(やる気を起こす、活動的になる)
吐く息で副交感神経を優位にしてくれます。
(リラックス状態)
呼吸はコントロール出来る唯一の身体活動ですので
呼吸をコントロールする事で本来コントロール出来ない自律神経をコントロールします。
夜なかなか眠れない、やる気が出ない、なども自律神経の乱れである可能性があります。
呼吸を整える事は、自律神経のバランスを整える効果を高めてくれます。
呼吸を深めるだけで良いことばかり。
そのために体をくまなくほぐし、呼吸を深める準備をします。
またはアロマを使って「香る」ことで呼吸を深める方法もあります。
ぜひ呼吸を深めに来てください。